「一口馬主」カテゴリーの記事は勝ったときしか書くエネルギーが湧いてこないので久々になりますが、我が愛馬マスターソアラが11/15(土)の東京6レース、芝1600m新馬戦(牝馬限定)に横山武史騎手の手綱でデビュー。
当初は夏の新潟でデビューする予定だったのですが、直前に足元に違和感があり(異常はなし)いったん放牧へ。ノーザンファーム天栄で再度しっかり乗り込み立て直してから今回の東京デビューとなりました。
陣営からは「前進気勢が強く、調教も併せ馬になるとスイッチが入ってしまう」など気性面での不安がチラホラ聞こえてきていましたので、とにかく落ち着いてレースに臨めるかがカギという感じでした。
しかしパドックではどれだけカッカするのかと思いきや拍子抜けするくらい落ち着いた感じ。周回を重ねても様子は変わらず逆に「こんなんで大丈夫なのか?」と心配になるほどでした。
地下馬道、返し馬も少し気合が乗ってくる程度でここまではまず上出来でしょう。
いよいよレース本番。相手馬にはセレクトセールで2億円の値がついたダノンプレサージュがおり前評判も高く圧倒的な1番人気。かたやこちらはクラブの募集価格2000万円の3番人気ですが簡単に負けるわけにはいかないのです。
スタートは五分でまずまず。新馬戦はペースが遅めになりがちなのである程度前に行ってほしいと思っていたのですが、鞍上の横山武史ジョッキーはあわてず騒がず中団後方でじっくり待機策。かかる様子もなくしっかり折り合って向正面を淡々と通過。
3コーナーあたりから徐々に進出して4コーナーを回ったら迷わず外へ持ち出し追い始めます。
この時点で2番手を行くダノンプレサージュがかなり楽な手応えに見え、距離差もあったので正直今回はやられたかなと覚悟もしたのですが、我が愛馬マスターソアラも外を通ってぐんぐん伸びている様子。残り400m地点でダノンが仕掛けたタイミングではもう届かないかもと思いつつも「よし!来い!伸びてこい!差せ!差せ!差せ!」と久々の大絶叫(笑)
同じような位置から先に仕掛けたシニャンガも一緒に伸びてくるが、ここから併せ馬のようになってマスターソアラの「スイッチ」が入ったか、いったん抜け出して楽勝するかに見えたダノンプレサージュを捉えるとともに、並んで伸びたシニャンガにも競り勝って先頭でゴール!
自分としてはネビュルーズ以来となる新馬勝ちの喜びをプレゼントしてくれました。
馬券の方も単勝と、相手を3頭(2、3、4着でした)に絞った3連単でバッチリ的中です。
終わってみれば上がり3ハロン32秒8という前半スローとはいえ2歳新馬戦にしては相当に弾けた末脚でした。ですが「身体がまだまだできていない」という蛯名調教師の見立てもありますので、これからじっくり成長(気性面も含め)してくれたらもしかして大きいところも狙えるのかな、などと期待を膨らませています。
横山武史騎手はネビュルーズ、リアンベーレ、そしてマスターソアラで各1勝してくれており我が愛馬たちと非常に相性が良いので、今後ともぜひよろしくお願いしたいですね。

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