11/9(土)の東京3R未勝利戦(芝2000m)で、我が愛馬リアンベーレが待望の初勝利を挙げました!
夏の札幌でのデビュー戦、直前の追い切りでバカッ速い時計を叩き出し「エフフォーリア級の大物か!?」と騒がれ単勝オッズも1.6倍のグリグリ人気だったのですが、いざゲートが開くと出遅れるわ、追ってもなかなかエンジンかからんわ、ようやく加速し始めても時すでに遅く先頭には届かず、ゴールを過ぎてからブッちぎる始末。馬がまだまだ幼かったようです。
2走目も同じ札幌でさすがに今度は行けるだろうと1.7倍の支持を集めるも、まるでデビュー戦のリプレイを見させられているかのような、出遅れーのエンジンかからずーの、終わってみればギリギリ掲示板の5着というありさま。直線の短い札幌コースでエンジンかからなくては厳しかったですね。
そして夏から秋にかけて社台ファーム、山元トレセンでしっかり立て直しを図り、広くて直線の長い東京コースでリベンジと相成った今回。エンジンが掛かってからの加速力はわかっていたので、直線の長い東京コースなら無様な結果にはならないだろう、万が一また出遅れてもリカバリーできるチャンスはある、と見ていました。
メンバーもこの顔ぶれならさすがに勝ち負け、逆に言えばここで勝ち負けできないようではこれから先もキビシイだろうと覚悟せざるを得ませんでした。
いざスタート! ゲートが開くととりあえず出遅れなかった、ふぅ~、良かった良かった。
最初のコーナーあたりで画面の隅で手綱を引かれて口を割っている馬の鼻先が一瞬見えて、位置的にリアンベーレだと思ったので「まさか、かかったの?」と思ったのですがすぐに落ち着いて最内4番手の位置をキープ。
レース後のコメントによると「最初のコーナーでペースが落ちた時に、右へ逃げる仕草を出してちょっと難しいところがあった」とのこと。陣営からは右にモタれる面も見受けられるのでリングビットを使うとコメントありましたし、ホントそのまんまですね。
好位キープのまま直線へ、さあビュンと弾けてくれっ!と思ったんですがけっこうゴチャついてる? もしかしてヤバイ?と思ったのもつかの間、狭いところに進路を見つけて怯まず進出し結果的に最内へ。最後は終始同じような位置にいた2着馬と併せ馬の形になり、そこは競り負けることなく半馬身の差をつけて1着でゴール!!
やっとちゃんと競馬をしてくれました。夏の時点でこれができていれば・・・ですが、3戦目で勝ち上がれば立派なもんです。
横山武史騎手からは「下は2000mくらいで、さらに延ばしてみてもありかなという感触」というコメントもありましたので、もしかして春のクラシックを賑わせてくれるのでは?と期待もしてしまいます。
次はどこを使うのか楽しみではありますが、なんとか無事で、これからも夢を見せてほしいです。
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